ワインを美味しく飲む簡単テクニック
その①デキャンタージュ編
デキャンタージュという言葉をご存知でしょうか?
なにやら仰々しい大きいガラスの入れ物にワインを移しかえる作業をイメージされる方も少なくないかも知れませんが、100円均一でも売られているデキャンタと呼ばれる容器にワインを移し変える作業のことを指します。
このデキャンタージュですが高級ワインによく使われるテクニックですが、もっと簡単にお手ごろワインでも楽しめるものです。
といわけで今回はとても簡単なデキャンタージュの楽しみ方をご紹介します。
やり方は至ってシンプル!
用意するものはグラス2つ。
注いだ1杯分のワイン(約120ml)をグラスからグラスへ移し替えるだけ!
1.最初にワイングラスに注いだものを味見
2.別のグラスへ移す(このとき空気に触れ易いよう5センチ~の高い位置から注ぐ)
3.またワイングラスへ戻して変化を味わう
グラスはワイングラスを1脚、もう1方は大きすぎないグラスであれば何でも
ワインをデキャンタージュしてみた後、
味わいや香りに変化があり、飲み易く感じたり、その変化が自分にとって好
ましいものであればデキャンタージュして飲むことをオススメします。
あまり変わらないようであれば2~3回繰り返すと変化が出てくるものもあるので何度か試してみてください。
逆に酸味が強くなったり、味が薄く感じるなど自分にとって好ましい変化でなければデキャンタージュせず、やや小ぶりのワイングラスで2日以内に飲むのがオススメです。
私も家でワインを飲むときによくやるテクニックなんですが、あまり酸味が強くないワインや色が濃いわりにに香りや味があまり感じないものは値段に関わらずまずグラスからグラスのこのプチデキャンタージュをやってみます。
味の変化はよくなるときも悪くなるときもありますが、悪くなったらもともとのワインを継ぎ足せば気にならなくなりますし、美味しく感じられると得した気分になります。
どちらにしても違いや変化を楽しめるので是非ものは試しにやってみてください。