ところで、よく例えで「実は便所より汚いのは」というものがあります。ドアノブやスイッチ、テレビやエアコンのリモコンなど、頻繁に触るにもかかわらず「拭き掃除」や「除菌」という事にまで気がつかない品々や箇所について言われているようです。「便所より汚い」というのは、トイレは定期的にきれいにする場所、という前提なのでしょう。鬼のように汚いコンビニのトイレを見たことがありますが、あれは例外なのでしょう。(その店は、1年後に別の大手コンビニに変わりました)
また今世の中はマスク不足で、プチパニックが起こっています。医療従事者や免疫力の低い人たちにすれば、マスク不足は深刻な問題だと思います。転売ヤーが跋扈している現状は嘆かわしい限りですが、本当に必要なのはマスクではなく「手洗い」だ、とか、自己免疫力の向上が大事だ、という基本中の基本の話が最近よく出てきていますね。
ただ、マスクにも意味はあって、人間は無意識に顔を触る傾向にあるので、マスクをしていれば多少は防御できる、というものです。しかしながら、そもそもマスクは周りの人にうつさないようにするために、病気の人がつけるべきものです。感染者が増え続ければ、結局マスクは必要になってしまうのでしょう。困ったものです。
以前の職場で、風邪をひいて咳をしまくっているにも関わらずマスクを着けていないことを注意したら、「(うるさそうに)周りの人間がマスクをして入れば大丈夫だろ」と言い切った方がいましたが、色々な意味でガッカリした思い出があります。
さて、話をまとめてみますと、新型コロナウイルスにかかわらず、ご自分の室内をウイルスの温床にしないためには、外から帰ってきたら手洗いをしっかりして、定期的に気になる箇所は除菌をしましょう。無自覚なウイルス感染者がいるかもしれない満員電車の車内ではマスクをし、事態が収束するまでは外出を控えた方が良いかもしれません。(やっぱりマスクが必要なんですかねぇ...)