インターネットで検索すればすぐでてくるけど情報量が多すぎ、契約内容も比較が難しくあきらめるなんて方もいらっしゃるんではないでしょうか?
今回は東京ガスにガスと電気をまとめた実体験をもとに簡潔にまとめてみます。
【そもそも「自由化」って何?】
いままでは地域ごとに国から依頼されていた会社(東京だと東京ガスと東京電力)だけが生産、供給、小売を担っていた。
それを災害時のリスク分散・供給の強化対策の為に小売に関して様々な会社が参入できるようにした。
要するに「ガスの小売事業の参入が自由になった」ので
「買う側も販売会社を選べるようになった」ということです。
【会社を変えるとどうなるの?】
・支払先が変わる。
・価格が少し変わる。
※ガスや電気の質・設備は供給方法は今までとまったくかわらない
例えるならSIMフリーの携帯電話を持っていて、ソフトバンクからワイモバイルにキャリアを変えるような感じです。今までと同じ機械や電波を使用しつつ、契約先だけ変わるようなものです。
【どうやって会社を選べばいいの?】
正直なところ単価料金の差額は微々たるものなので、下記の4点に注目して選ぶのが個人的にオススメです。
①入会割引がお得
②別の会社に乗り換え易い(解約料金や期日の制限などがない)
③使用料が多いほうの単価が安いプラン
④ポイントや特典のメリットが自分に適している、良く利用する
【実際の流れ】
1.使用する場所の電気メータ(ガスメータ)の番号をとアンペア数を調べる。
※メーターか検針票に記載あり
2.契約先に連絡する(検針表があるとネットできる場合もあります)
3.契約開始のお知らせが届く
ちなみに解約手続きは契約する会社が行ってくれる場合もあるので、わからなければ契約したい会社にまず電話するのがおすすめです。
契約がかわるからと言ってガスや電気を一度止めたりすることもありません。
【注意するポイント】
・引越し先の契約時に会社を選びたい場合は「使用する場所」のメーター番号(ガス・電気))と契約アンペア数を調べる必要がある
・条件によって契約出来ない場合がある(契約して直後の乗り換えはNG、初めての契約のみ、東京電力からの乗り換えのみ、など)
・希望のアンペア数がある場合はAを変えてからでないと手続きできないなどの条件がある
・契約者本人しか手続きできない場合がある(同居人扱いの方は注意)
【その他ガス・電気を自由に選べないパターン】
・マンション自体が特定の電気会社と契約している(自分は契約しない)
・プロパンガスエリア(電気は選べる)
・オール電化の場合割り引きが適用されないなど
電気やガスの使用料が増える冬と夏にキャンペーンを打ち出す会社も多いので、お引越しを控えている方は引越しと合わせて早めから調べていただくのがオススメです。
私の場合は電気の使用料が多く、電気料金が安くなるプランだったので以前よりもざっくり月に500円~安くなったのとポイントが溜まる分がお得になりました。年間で5000円以上はお得になったのでぜひ引越し時のご参考までに。