近年はストリーミングが主流になったため、会社でかけるBGMの選曲が大分楽になりました。以前は、自分のコレクションから当たり障りのないポップスやロック、ジャズ、イージーリスニングなどを選んでいました。
ネタが尽きるとツタヤでレンタルをしたり、図書館で借りたりもしていました。しかし、ストリーミングが流行りだすと地元のツタヤは閉店してしまい、また小さな図書館のCDコレクションは元々少なめだったので、タイミング的には丁度良かったのかもしれません。
ちなみに、当社では仕事中に気が散らないように日本語歌詞の音楽はNGとなっています。当社代表はJ-POPなども聞きますが、集中できなくなるため、原則禁止です。また、店内に楽器が飾ってあるぐらいで、当社には音楽好きのスタッフが多いので、すぐに音楽の方へ耳が向いてしまいます。
実は、楽器を演奏するスタッフは、偶然にも全員ハードロックやヘヴィメタルが好きで、今でも聞いていたりします。そんな訳で、一時期「オヤジメタルバンド」と称して(?)スタジオで演奏などをしていました。(現在、処々の事情により活動休止中です)就業時間が近くなると、BGMとしてはふさわしくない音楽がかかっていることがありますが(店内にお客様がいらっしゃらない場合のみです)、そこはご愛嬌という事でご了承いただけますと幸いです。
さて、めっきりCDというフォーマットで音楽を聴くことが無くなりました。個人的な感想なのですが、ある一定の金額を払えば聞き放題になるストリーミングサービスは、大変便利でありがたいのですが、音楽に対する気持ちや思いが薄らいでしまった気がして仕方がありません。(支払った金額によって音楽の価値が変わるわけではない事は、重々承知していますが)色々な意味で、自分の中では音楽の「スケール感」が小さくなってしまっているようです。とはいいつつも、しっかりとこの便利さは享受しております。
プチリバイバルでレコード盤の需要もあるようですが、残念ながらレコードはほぼ全て処分してしまいました。場所を取ってしまう事が一番の理由でしたが、ジャケット・アートの観点から考えると、小さいサイズで眺めるのはとても残念です。さらにいえば、今ではCDジャケットより小さいスマホの画面サイズに準じた大きさで見ていて、寂しい限りです。
現在、当社の奥の棚には、ライ・クーダーの「BOOMER'S STORY」のレコードジャケットが飾られています。このようにジャケット・アートは室内(店内)のデコレーションにもなるのですが、手持ちが少なく、もう2年ほどライ・クーダーのままです。
この後、社内でかけている音楽について書くつもりでしたが、長くなりすぎますので、また別の機会にご紹介してみたいと思います。