あけましておめでとうございます。良いお正月をお迎えになられましたでしょうか。
この寒い季節です。初詣に行く以外は、お部屋でのんびり(まったり?)されていたのではないでしょうか。(まだ冬休み・正月休み中の方は、まだその真っ最中かもしれませんね)年末年始にご実家に行っていたり、新年の挨拶に親戚の人たちが集まっていたりすると、なかなか寝正月ともいかないかもしれないですが。
さて今回は、その「のんびり・まったり」とくつろげるお部屋作りの話です。下記に記すことをすでに実行されている方々には、どうでもいい話かもしれませんが、とりあえずお付き合いいただければ幸いです。
まずは、あまりよろしくないお部屋のケースから。
コンパクトなアパートやマンションで、日も差さない薄暗い室内、ベッドは置かずに布団を直接床に敷いた万年床...。(どことなく売れない芸人さんのお部屋みたいなイメージでしょうか。いや、一人暮らしが出来ているのなら、ぜんぜんマシかもしれませんね)
では、そんな日が差さない(特に北向きの)1階のお部屋というのは、そんなに救いがないものなのでしょうか。
南向きのお部屋と言いつつ、目の前に建物があって光をさえぎっていれば同じことですよね。1階より2階の方が良いかもしれませんが、目の前に別の賃貸マンションがあれば見えるのは壁のみで、最悪の場合他人の部屋の窓が目の前にある、なんていうケースもあります。カーテンを引いたままで生活をすることにでもなれば、1階でもあまり変わらないかもしれませんね。
と、そんなネガティブな話はやめにして、改善方法を検討してみましょう。
まずは、澱んだ空気を部屋から追い出しましょう。グッと我慢して、窓や玄関を数分あけ放ちます。(玄関はお部屋が丸見えにならない程度に)その後はお部屋の掃除です。万年床を畳んで、ほこりやゴミを取り、窓枠やレールの黒カビを拭き取ります。ぬれぞうきんを使用した場合は、乾拭きも忘れずに。これだけでも、気分は上がるはずです。
ここまでは、お金を掛けずにできることですが、さらにその先を目指すには、少しばかり費用が掛かります。
まず鏡を用意します。すでに室内で使用されている場合は、自分の寝姿が映らないようにだけ気を付けましょう。鏡は光を反射して室内を明るくしてくれます。場所によっては、わずかでも入ってくる外の光を、より室内に取り込みことも可能です。
テレビやコンピューターモニターも、使用していない時はそれらが「鏡」となりますので、ベッドに向いている場合、就寝時は別の方へ向けるか、布を掛けると良いでしょう。風水的なことはインターネットに情報が溢れていますので、そちらをご確認ください。
次は、出来れば避けていただきたいのですが、「賃貸マンションにも使用可能」と謳われている「貼って剥がせる壁紙」を使用する方法です。(以前下地の壁紙も剥がれてしまい、結局弁償しなくてはならなくなったお客様がいらっしゃいました...)
ただ、壁紙がくすんだ色だったり、陰気な空気を作ってしまっている場合は、思い切って「剥がせる壁紙」を使って気分を変える必要がありそうです。
一時的に心が落ち着くとされますが、青色などの寒色系は薄暗い部屋では逆効果ですのでご注意を。かといって赤色などの刺激の強い色は心が休まりませんので、柔らかいほんのりとした暖色系の色が良いかもしれません。それぞれ好みもありますので、あとは直感でお決めいただければと思います。
あと、室内に隙間風が入ってくる場合は、100均などで購入できる隙間(風防止)テープか、専用のクッションなどを使用します。ホットカーペットを使用するより経済的ですしね。(費用面を無視できれば、ホットカーペットも捨てがたいのですが...)
最後は観葉植物の力を借りましょう。澱んだ空気を清めてくれます。小さな物でも、心理的な効果が期待できますよ。
しかし、植物のお手入れも掃除も苦手という方は...、頑張って下さい!
上記のようなお部屋と真逆の場合は、お掃除だけしていただければ特に問題ないかと思われます。(...ということは、やはり年末の大掃除は意味があるのかもしれませんね)
気持ちの良いお部屋の準備があってこその「のんびり・まったり」です。さもなければ、「どんより・ダラダラ」が待っています。気持ちを新たにして新年の第一歩を踏み出していただけたらと思っております。
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