こんにちは、1週間はあっという間ですね。
気が付くと8月も終盤。風も心なしか涼しく感じます。
前回のソムリエ日誌の続き、「荒療治でハイリスクなワインを好きになる方法」についてです。
まず結論からズバリ!
「3万円代」の
「飲み頃のワイン」を
「ちゃんとしたサービスで飲む」です!!!
え、3万円!?と思ったそこのあなた。
残念ながら3万円なんです。
1万円代~2万円でもそこそこハズレませんが、間違いないのは3万円!(個人の経験だけに元付いてます)
3万円の飲み頃のワインは前回お話した「想像を超えた美味しい液体」の確率がかなりの確率で高いです。
なぜ1万円や2万円だとだめなのか、、
厳密に言うとだめではないが確立は下がります。
1万円~2万円代だと味の好みで好きだと感じるかそうでもないと感じるか大きく分かれやすく、飲み頃のワインだとしたら「そこそこ良くできたワイン」の飲み頃だったりするので80~90点のものが多いのも事実。
それにくらべ3万円台まで上ると「当たり年」で「飲み頃」のものに限られてくるのでぐっとハズレがなくなるわけです。
味としても「渋味」と「酸味」が熟成の役割を終えて綺麗にワインから退出しているので、本能的に「まずい」と感じる「苦味やすっぱさ」がなくなりまろやかになります。
重いワインも軽いワインもどちらも同様にまろやかになるのだから不思議ですよね。
そして複雑な香りはまとまりをもって香水のような華やかで様々な香りを放つようになります。
味の9割は香りが占めているので「良い香り」の「まろやか」な飲み物に様変わりしたワインは「好きになる要素」の塊となるわけです。
とは言っても、そもそも好きでもない飲み物に3万円も出せないのが現実ですよね。
というわけでお近くのワイン好きの方が3万円のワインを空ける際に便乗するもよし!(笑)
他にもワイナリーや酒屋が行っている有料の試飲会に行ってみるのもオススメです。
さてここまで書きましたが、
実は値段以上に大切なのが残りの2点
「飲み頃」と「ちゃんとしたサービスで飲む」です!
この2つがないと3万円のワインもまずいワインに早がわり、そうワインの落とし穴でありハイリスクの部分です。
というわけで、
次回はその2点について詳しく書きたいと思います^^