【用意する材料】
■基本のフルーツ
・パイナップル(缶詰でも代用OK)
・白桃(缶詰でも代用OK)
・ブドウ(海外産のもの色はお好みでok)
・りんご
・レモン(皮をとる、汁を別に絞る)
・ピンクグレープフルーツ(皮をとる)
・オレンジ
・グラニュー糖小さじ1/2杯
※苦手なフルーツや用意できないものははぶいてもok、お好みで調整してください
■赤ワイン用
・ランブルスコ1本(750ml)
・クローブ
・黒胡椒3粒~(お好み)
・バニラ1本~(なければバニラエッセンス3滴~お好み)
・ジュニパーベリー3粒~(お好み)
□白ワイン用
・カルダモン 3粒~(お好み)
・レモングラス(ドライ) ひとつまみ(小さじ半量を目安に)
・ローズマリー(ドライ) 小さじ1/2、フ
①基本のフルーツを半量ずつ用意し1口大にカット
②グレープフルーツとレモンの皮は白い部分までしっかり剥いてからカット(白い部分は苦味が出る)、レモンは絞り汁を別にしておいてからカット
③①と②にグラニュー糖をまぶしてよくまぜて水分を出しておく
④30分ほど時間をおいて水分をだしたら、そこへハーブとワインを投入。冷蔵庫で1日~3日ほどでのみ干してください。
ここで使うワインは赤白ともにイタリアで作られる甘口のスパークリングワインです。
もともとのワインがもつ甘さを生かしたレシピなので一般的なサングリアよりも甘さが控えめなのが美味しさのポイントです。
赤ワインは「ランブルスコ」という、イタリアでポピュラーな甘口発泡性赤ワインのことです。
ランブルスコという名前のブドウから造られていています。
※ネットでは「ランブルスコ」で検索するとすぐ出てきます。
白ワインは「アスティ スプマンテ」 というイタリアの
マスカットから作られるやや甘口のスパークリングワインのことです。
マスカットはイタリアではモスカートと呼ばれているのでネットでは「アスティスプマンテ」か「モスカート、スパークリング」で検索するといいですよ。
【注意点】
サングリアを作る際に注意する点があります。
それは「作り置きできない」ということです。
味や質というよりも日本国内において酒税法に違反するからです。
お酒を造るには免許が必要なので、酒類製造免許が無ければ、個人で製造するのは営利目的に関わらず販売することも含め酒税法で禁じられています。
家庭で楽しむ場合に限り、以下の条件のもとであればお酒に手を加えることは違法ではありません。
・アルコール度数20度以上のお酒を使用する
(果実酒用のホワイトリカーなど)
・家庭でのみ楽しむ
なのでホワイトリカーで作られる果実酒(梅酒とか)はセーフ。
ただし、加えてはいけない物品もありますので、詳しくは国税庁のホームページをご覧ください↓
(国税庁HP:https://www.nta.go.jp/taxes/sake/qa/06/32.htm)
ワインは高いアルコール度数のものでも、せいぜい12度~13度程度です。
そのため、ホワイトリカーのように、果実を長期間漬け込むことはできません。
漬け込んでいるときに容器の中で果実の糖分と反応し、再発酵して新たなワインを醸造(無免許製造)することになる可能性もあるので、
サングリアを作る際は、発酵してしまわないよう飲む前に果実とワインを合わせましょう。
うっかり残って容器の中で発酵させてしまった、という事態にも要注意です。
飲み切れる分だけを作り、決して残して作り置きにならないよう注意しながら楽しんでください。